私は2015年4月に入行して、最初の3か月は事務係として窓口の預金業務を担当しました。その後7月からは、貸付の窓口業務に配属され無担保ローンの推進、稟議、あとは先輩たちが受注した案件の実行、債権保管など担当しました。2年目の10月頃からは、営業に出て、現在に至ります。

銀行業務のやりがいは、主に融資関係になるかと思います。創業したいというお客様と一緒に事業計画を作成し、いろいろな調整をして、融資の実行に至ったときはやりがいを感じますね。お客様からは、融資した後も「今でも頑張っていますよ」とか、「今こういう状況ですよ」といった連絡があります。融資後も関係性を築けているのはうれしいですね。

上司から、「最初は仕事ができないのは当たり前なので、お客様に対する気配りや目配りをしっかりやるように」とアドバイスをもらいました。それを実行することに、少し苦労しました。でも、あのときの経験があったから力を養えたのかなと思います。
また入行前は、仕事の内容を理解していませんでした。本人確認や登録した印鑑と合ってないと預金が出せないことや、融資をするにも必要な書類がたくさんあり、申込みを受けたからといって融資ができるわけではないことも入行してから知りました。入ってみないと分からないことがたくさんありますね。

少数精鋭といいますか、限られた人員で、一人がいろいろな業務をやっています。それぞれが自主的に勉強をして、他の業務もこなせるようにステップアップしていくことが求められます。

中小零細企業のお客様への支援に注力しているのが海銀の強みだと思います。銀行員とお客様との関係ではなくて、もう一歩踏み込んで、一緒になって課題を解決していくような土壌が海銀にはあるのかなと私は思います。

銀行に入って６年間、いろいろな業務を経験しました。お客様のためによい提案をするのがまず一番ですが、年次を重ねて後輩もたくさん入ったので、彼らを育てながら、銀行全体を向上させていけるように頑張りたいと思います。

コロナウィルスの感染により、いろいろな制約があり大変だと思いますが、妥協はせずに自分で研究をして入りたいという会社、一緒に働きたいという先輩を見つけてください。そうすればおのずと良い結果が出ると思うので頑張ってください。