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ROUND‐TABLE TALK

役員行員銀行座談会

海邦銀行の代表取締役頭取、代表取締役専務、常務取締役の三役に、
当行が求める人物像や、就職活動を行う学生に向けたメッセージを伺いました。 

PROFILE

プロフィール

新城 一史
代表取締役頭取
新城 一史
湖城 誠一郎
代表取締役専務
湖城 誠一郎
大城 昌人
常務取締役
大城 昌人
﨑原 正樹
常務取締役
﨑原 正樹

銀行業務の移り変わりについて、みなさんの事例も交えながら教えて下さい。

新城頭取
銀行業務は基本的に、預金業務、貸付業務、為替業務の大きく3つに分かれています。そこから波及して若干名称が変わっていることもあると思いますが。私が入行してから一番大きく変わったのは業務時間でしょうか。新入行員当時は、朝7時から夜10時まで勤務していましたが、今は朝8時から夕方5時くらいまでですよね。短時間に凝縮して業務を行っていることが一番変わった点だと思います。
湖城専務
私が入行した頃は、預金を集めればいい、預金を集めれば融資が延びるということで、当時3ヶ月で2,000万円の預金が割り当てられていたかと思います。現在はそういった割り当てもなく、新入行員が溶け込みやすい職場環境になっていると思います。
﨑原常務
金融業は限りなくサービス業に近づいてきているなと私は実感しています。お客様のニーズがどこにあるのかをしっかり捉え、どのような機能を提供すればお客様に喜んでいただけるのか、そこが一番重要だと思います。

移り変わる銀行業務の中で、かいぎんの目指す銀行像のビジョンについて教えて下さい。

湖城専務
銀行というのは非常に敷居が高く、行きづらいというイメージがあるように感じています。もっと気軽に訪れることができ、行員と話をしたり、悩みを相談できるような銀行になればいいなと思います。つまり、お客様のお役に立てる一番身近な銀行を目指す、ということですね。沖縄は起業率が全国1位だと言われています。多くの経営者が様々な悩みを持つ中で、相談相手として真っ先に私たちの顔が浮かぶ、本当に身近な銀行になりたい。そのためには、的確なアドバイスができるようにコンサルティング能力を向上させる必要があります。また、相談を受ければすぐに回答できる、クイックレスポンスができる組織体制を作ることも大切だと感じています。
大城常務
そうですね。私も入行した時から思っているのは、お客様から必要とされる銀行マンになりたいし、当行もそういう存在になってほしいということです。お客様と行員、あるいは行員同士のコミュニケーションを活発に行うこと、いつでもどこでも足を運ぶ銀行員であること、そのようなことが今後もできたらと思います。また、のちほど発言しようと思っていたのですが、当行にはゆいまーる休暇というものがあります。ゆいまーる、つまりお互い助け合っていこう、ということですね。そのような社風がありますので、就活生のみなさん、お待ちしております。
﨑原常務
湖城専務、大城常務のおっしゃったことを私も感じています。さらにもう一つ付け加えるとすると、当行のブランドビジョン「Beyond the Bank」、銀行の枠を超えた銀行になろう、ということですね。私たち行員が柔軟な発想でいろいろなことにチャレンジしていけるような環境を作ることにより、常に時代の最先端を走っていける、そんな銀行を作っていきたいと思っています。
新城頭取
当行はもともと目指すべき姿として、お客様のお役に立てる一番身近な銀行というものを掲げているのですが、それと合わせて、私は頭取就任の時から、新入行員も含めてすべての行員、そして一般のお客様がわかりやすいイメージとして、“サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんのような存在になってほしい”ということを常々言っています。定期的に訪れ、磯野家の醤油や塩などの在庫を確認し、新しい商品を提供しています。磯野家の好みに合わせていろいろなアドバイスをしたり、商品を説明したりもしますね。また、どこどこのおばあちゃんが入院したよ、猫が生まれたよ、など町内で行ったいろいろな情報も提供しています。まさにそれが当行のあるべき姿かなと思っています。

当初から思い描いていたビジョンをもう一度考え、動き出す。原点回帰という感じですね。それに関連して、みなさんが現場の行員としてどのように営業活動を 行っていたのか教えて下さい。

大城常務
顧客訪問を徹底していました。さきほど新城頭取がおっしゃっていたことも、訪問しないと情報を得られないですし、こちらからのアドバイスもできない。原点回帰という中ではやはり足を運ぶ、というのが重要だと思っています。
湖城専務
足を運びながら、自分を売り込み、気に入ってもらうということですね。そうしたことで、「湖城くん、ちょっとローンを組みたい社員がいるからちょっと来てくれないか」と話をいただいたこともあります。現在も、自分を売り込み、気に入ってもらう、そういうことが顧客を増やしていく要素になるのかなと。現在も未来も同じだと思います。
大城常務
ファンを作る、ということが一番大切ですね。
﨑原常務
私も若い頃は足繁くお客様を訪問することを徹底していました。訪問途中に別のお客様がいらっしゃったら、用事がなくても顔を出していました。何かを売り込むとかではなく、とにかく顔を出し、2分でも3分でも少し雑談をする。ものを売るというよりも、お客様との対話が自然にできるような形で関係を作る、そういう営業をしていたと思います。
新城頭取
私はお客様のためではあるのですが、すこしやり方が違っていました。当時は預金をお願いする、いわゆるお願いというセールスが主流だったのですが、当時の私は人に頭を下げるのが嫌で(笑)。今は違いますよ。そういうこともあり、当時は頭を下げずに取引を拡大するにはどうしたらよいのかを考え、お客様のためになることを提案しようと思いました。当時、それは融資だったので、一生懸命に融資の勉強をしました。インターネットもない時代だったので本で業界の流れを学び、お客様にしつこいぐらい業界の質問をして、かっこいい言い方をすれば、自分なりのプロファイルみたいなものを作っていましたね。 その中から提案をしてお客様に喜ばれると、その見返りとしていろいろなものを獲得するという感じ。ずる賢い営業ですね。それでもお客様のためになるのがいいだろうと思いますので、すこしスタイルは違いますが、そういう営業をしていました。
﨑原常務
一つのやり方ではなく、いろいろなスタイルがあるということですよね。

かいぎんが求める人物像について伺いたいのですが、 たとえば、子育てに絡めながらお話できますでしょうか。大城常務のご子息・大城卓三さんは、プロ野球・巨人の選手であり、今度のWBCでは侍ジャパンのメンバーに選出されましたね。

大城専務
WBCに関しましては、一番驚いていたのが息子、そして私たち親でした。まあ、この話は置いておいて、銀行の人材として一番必要なことは素直さと、ガッツがあることだと考えています。私自身、新入行員の時に素直だったかどうかはわかりませんが(笑)、就活生の皆さんにもそのような形で頑張ってもらいたいなと思っています。
﨑原常務
子育てについては私自身、合格かどうかわからないのですが(笑)。何事にも積極的にチャレンジできる人がおそらく銀行に入っても成長するんだろうなと考えています。銀行に入って行員が成長すると、それが銀行に跳ね返って、銀行自身も成長します。行員と銀行が一緒に成長していけることが一番素晴らしいと思いますので、とにかくいろいろなことに積極的にチャレンジできる若い人にぜひ来ていただきたいと思います。
湖城専務
私には2人の子どもがいます。長男は東京で就職し、長女は今年度卒業して看護師になる予定ですが、国家試験の前に私がコロナに感染しまして(笑)。それはさておき、やはり積極性や社交性が重要なのかなと思います。先日、当行のある支店で、約200名が参加する防犯協会のグランドゴルフ大会がありました。そこで自ら手を挙げ選手宣誓を行った支店長がいます。彼は、やるからには面白いことを、ということで、私たちが普段職場で唱和する経営理念をアレンジして、防犯協会の言葉を取り入れながら宣誓をしたそうなんですが、非常に盛り上がったようです。そのことがきっかけで、警察署の1日署長に抜擢されました。積極的で、いろいろなアイデアがある彼だからこそ、そういったことができたのかなと思います。遠慮せずに、様々なことにチャレンジする、そんな人材を求めています。
新城頭取
私も立派に子育てができたわけじゃないですけども(笑)、自分の子どもたちにもそうですし、若い行員たちにも、いつまでも好奇心旺盛でいてほしいですね。当行が求める人材、ということだけではなく、一人の人間としていろいろなことに好奇心を持ち、いろいろなことを吸収してほしい。その中から最終的に自分で取捨選択と言いますか、価値観を見出してもらえばいいのかなと思います。他の方からもチャレンジ旺盛など様々な言葉がありましたが、同じような趣旨です。いつまでも子どものように好奇心旺盛な人間であってほしい、そのような行員がほしいと思いますね。

最後に、かいぎんの強みや社風、 「かいぎんってこうだよね」ということを教えて下さい。

﨑原常務
私なりの言葉でいうと、当行は「思いっきりさせてもらえる職場」だと思います。先ほどから積極的だとか、チャレンジなどという話が出ていますが、自分がこういうことをしたいというのであれば、させてもらえる職場じゃないかなと思っています。チャレンジすることで自分も成長できますし、それにより企業も成長・発展していきます。そういう良い循環を作れると思いますので、やりたいことができる職場環境というのはこれからも大切にしていきたいなと思っています。
大城常務
先ほどお話ししましたが、当行にはゆいまーる休暇というのがあります。お互い助け合っていくということですが、銀行だけに限らず、入行・入社するときはやはり不安でいっぱいだと思います。当行は先輩や上司が和気あいあいとした雰囲気の中、しっかりと業務内容を教え、指導するところが魅力なのではないかなと思いますので、そのあたりは何も心配しないでいただきたいですね。就職活動はいろいろな企業を見て回り、自分にあう職場を見つけることが一番大切だと思いますので、銀行に限らずいろいろな業種を訪問し、自分に合う、そして楽しめる職場を選んだほうが良いと思います。
新城頭取
一言で言うのは非常に難しいですが、「かいぎんっておもしろい銀行だな」というふうにまとめたいと思います。おもしろいというのはいろいろとあり、明るく楽しいという面もありますが、一方で不器用な銀行でもあるんですね。すべてのものが上手いわけでもなく、非常に下手なところもたくさんある銀行なんです。ただ、一生懸命やる銀行でもある。ですから、現在進行形で言えばいろいろと楽しいこともあるし、苦しいこともある。ただそれを乗り越えると喜びになる。そういった意味でおもしろい。また不器用なので、いわゆる伸び代がまだまだあります。将来性のあるおもしろい銀行ということで、「おもしろい」という言葉にまとめたいと思います。 
湖城専務
就職希望者の学生のここ4、5年の当行のイメージは「アットホーム」だそうです。「アットホーム」は非常にいい言葉だなと思いました。当行に入行して、支店メンバーとして温かく迎えられ、お互い助け合い、勉強しあえる非常に良い環境ではないかと思います。あとは、少し別の話になるのですが、就職活動をするにあたり、面接がうまくいかない、質問されたことに答えられない、あるいは周りの友人知人がすでに内定をもらって不安になる、などいろいろな不安があると思います。そのような経験は、一つの成長の過程だということを自負して、ぜひ前向きに考え、就職活動を行っていただきたいと思います。頑張ってください。
﨑原常務
先ほど大城常務の言葉と同じなのですが、将来自分の描いている、こういう人になりたい、こういう職業人になりたいというイメージを持ちながら、できる限りたくさんの業界・企業を回って、やはり海邦銀行だ、という風に来ていただけたら非常に嬉しいですね。
新城頭取
そうですね。実は私は就職活動を2回経験しています(笑)。就職活動は言葉を変えれば、自分を見つめ直す一番いい機会だと思います。自分は本当は何をやりたいんだ、どうやって社会に貢献したいんだ、と。ぜひその期間を有意義に過ごしていただきたいです。さきほどの話しに戻りますが、凝り固まった発想ではなく、好奇心旺盛にいろいろな業種、企業にチャレンジしてもらいたい。その中で、最終的に当行に入行した際には一緒に頑張りましょう。
大城常務
それと、就職する前に今のうちに旅行なども楽しんでください。
司会
貴重なお時間、ありがとうございました。
全員
ありがとうございました。